Alcon社の新しい多焦点眼内レンズ(Clareon Vivity)の取り扱いを開始しました。このレンズは従来の多焦点眼内レンズのデメリットをされたコントラスト感度(見え方の質)の低下やハロー・グレアなどの異常光視症を単焦点眼内レンズと同程度まで軽減します。また視力が0.5を切ると新聞やスマートフォンなどが見にくくなるとされていますが、0.6程度の視力が確保されており、眼鏡の使用頻度を減らすことができ、中間から遠方ではさらに良好な視力が提供できます。
文献 J Cataract Refract Surg 2022; 48: 136-143.
J Cataract Refract Surg 2022; 48: 1297-1304.