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2022.11.02

白内障術後の屈折精度を向上させるARGOS®, VERIONイメージガイドシステムを導入しました。

白内障手術時に眼内に挿入する眼内レンズの度数は角膜の形状(カーブ)と眼軸長(目の奥行き)をもとに算出されます。ARGOS®はその眼内レンズの度数を測定するための器械で、従来のものより測定速度が速く、測定結果のばらつくリスクを軽減することができ、手術プランニングの精度を上げることができます。

乱視がある方で、乱視矯正用の眼内レンズが推奨される方には、術前の測定結果をもとに作成された個々のデータを手術室に転送し、VERIONTMイメージガイドシステムを使うことで、術中に角膜の切開位置、乱視矯正用眼内レンズの軸や固定位置などが手術顕微鏡を通して目の上に投影することができます。これにより術後の屈折精度を向上させ、度数ずれのリスクを減らすことができます。

                           <ARGOS®>

     <眼内レンズの固定位置の確認>

    <デジタルガイドによる乱視軸の表示>

 

 

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