イベント参加
H29.11.1(水)〜3(金)に錦糸町のすみだ産業会館で開催された視覚障害者向け総合イベントSight World 2017に参加しました。
視覚障害者用の補助具であるデスクトップルーペや拡大読書器、電子書籍デイジーDAISY (Digital Accessible Information System)を見学させて頂きました。
デイジーではタブレットやスマートフォンを使って本文を音声で読み上げて読書ができ、さらに読み上げている箇所の色が変わり、聴きやすいスピードに調整することもできます。
デイジーは以下で取り扱っており、当院でもロービジョンの方に紹介していく予定です。
・ サピエ図書館
https://www.sapie.or.jp/
・ マルチメディアデイジー教科書
http://www.dinf.ne.jp/doc/daisy/book/server_download.html
・ 伊藤忠記念財団わいわい文庫
http://www.itc-zaidan.or.jp/ebook.html
デスクトップルーペ
拡大読書器
デイジー図書 はなさかじい
学会参加
学会期間中は代診にてご迷惑をおかけしました。
H29.10.12-10.15まで有楽町の東京国際フォーラムで開催された第71回日本臨床眼科学会に参加し、近視やロービジョン関係の講演を主に拝聴してきました。
小児の近視進行予防には現在、低濃度のアトロピンやMC眼鏡、オルソケラトロジー(ナイトレンズ)などがありますが、環境因子として長時間の近業作業を避けるほか、まだ仮説段階ではあるようですが、1日2時間以上の屋外活動(日光を浴びること)が有効と報告されていました。勉強も大事ですが、陽の出ている時間に外で遊ぶことも近視抑制には効果があるようです。
またロービジョンとは視力や視野、色覚の異常により日常生活に不自由さを感じる状態を指しますが、ロービジョン患者さんへの対応はまだまだ充分とは言えません。ルーペや拡大読書器などが補助具としては昔からありましたが、現在ではタブレットやスマートフォンなどを使って文字を拡大したり、白黒反転して黒背景に白字で文字を表示したりと、さまざまなロービジョンエイドが登場しています。当院でも身体障害者手帳者手帳(視覚障害)の適応の有無、申請のほか、従来の補装具のに加え、タブレットなどを使った視覚補装具のご紹介もおこなって参ります。
講演会(第3回)
H29.8.9 13:00より、「糖尿病と目のお話」のテーマで約1時間講演をおこないました。今年一番の猛暑の中、前回の講演会を上回る方にご来院頂きました。
糖尿病は目だけではなく、神経や腎臓など全身の様々な場所に障害が出る病気です。眼底出血を引き起こす糖尿病網膜症は初期には自覚症状が出ないことが多いため、内科で糖尿病と診断された方は自覚症状がなくても、眼科を受診することをおすすめします。当院では開院してから眼底チェック目的で受診された糖尿病の方の7人に1人の方に糖尿病網膜症(眼底出血)がみられました。
開院1周年のご挨拶
当院は2017年4月5日で開院1周年を迎えました。この1年間地域の皆様に支えて頂き、診療を続けることができました。この場を借りまして、お世話になりました方々にお礼を申し上げます。これからもスタッフ一同、より良い地域医療を皆様に提供できますよう精進してまいります。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
三郷市の眼科学校医を拝命しました
平成29年4月から三郷市の以下の小・中学校の眼科学校医を拝命しました。ご迷惑をおかけするとは思いますが、よろしくお願い致します。
小学校:彦成小、八木郷小、鷹野小、前谷小
中学校:栄中、前川中
講演会(第2回)
H29.2.4 13:00より約1時間、緑内障の講演会を当クリニックにて行い、前回の講演会を上回る方にご来院頂きました。ありがとうございました。
緑内障のなかで最も多い正常眼圧緑内障を中心に検査、治療継続の重要性について主にお話をさせて頂きました。
次回、第三回講演会は今夏に予定しております。
スギ・ダニアレルギーでお困りの方に
アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎、気管支喘息などのアレルギー疾患は近年増加傾向にあり、自然改善は少ないとされています。アレルゲン免疫療法はアレルギー症状を長期間和らげたり、治すことが期待できる治療法でアレルギーの原因である「アレルゲン」を少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげる治療法で、アレルギー性疾患の自然経過を改善させうる治療法のひとつです。
<当院で処方可能な薬剤>
・スギ花粉アレルギー舌下免疫療法:シダトレン
・ダニアレルギー舌下免疫療法:ミティキュア、アシテア
まずアレルギー検査を受けて頂き、スギ花粉またはダニアレルギーがあるか確認を行います。ダニは通年性のため、ミティキュア、アシテアによる舌下免疫療法の治療開始時期には制限はありませんが、スギ花粉は季節性のため、シダトレンによる舌下免疫療法はスギ花粉が飛散していない時期、おおむね11〜12月までに治療を開始する必要があります。 (*対象年齢は12歳以上となります。)
このアレルゲン免疫療法は一定量のアレルゲンを長期間投与することにより効果が得られるため、抗ヒスタミン薬のように即効性がある治療ではありません。治療は3〜5年と長期間かかりますが、その後治療を終了しても長期間効果が持続するとされています。
スギ花粉アレルギー、ダニアレルギーでお悩みの方は一度ご相談ください。
講演会(第1回)
H28.8.16 14:00より約1時間、白内障の講演会を当クリニックにて行いました。足元の悪い中、多数の方にご参加頂き、ありがとうございました。
初めての講演会であったため、色々とご迷惑をおかけしましたが、今後も定期的に講演会を行い、皆様と情報交換を行なっていきたいと思っております。