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2021.01.02

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

新年は1月5日火曜日より診療を開始いたします。

本年も地域の皆様のお役に立てるようスタッフ一同頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。

 

2020.09.25

スポットビジョンスクリーナーを導入しました

スポットビジョンスクリーナーは生後6か月以降の幼児から大人まで、近視、遠視、乱視などの屈折異常を正確に検査することができます。この器械では離れた位置からの検査*が可能で、従来のように器械に顔を乗せたり、器械を顔に近づけて検査をすることが不要となるため、乳幼児や車椅子などで移動に制限がある方にもご負担なく検査を行うことができます。

  • * 約1m程度の離れた位置から画面中心を見て頂くと数秒で検査は終了します.
2020.08.03

白内障手術機器(アルコン社CENTURION®)を新しく導入しました

2020年8月3日に白内障手術中の眼内圧変動を減少させるシステムを器械本体と眼内に挿入するハンドピースに搭載したアルコン社のCENTURION VISION SYSTEM®, CENTURION ACTIVE SENTURY®を導入しました。この白内障手術器械により手術中の圧迫感や術中合併症のリスクを軽減することができます。

<白内障手術器械本体 CENTURION VISION SYSTEM®

 

<ハンドピース CENTURION ACTIVE SENTURY®

2020.01.01

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。本日元旦に当院の氏神さまである八潮の木曽根氷川神社に初詣に行って参りました。旧年中はご来院された方よりお褒めのお言葉だけでなく、お叱りのお言葉も頂き、色々とご迷惑をおかけしました。今後も皆様に最良の医療が提供できますよう私をはじめ、スタッフ一同精進して参ります。本年もどうぞよろしくお願い致します。

       <木曽根氷川神社>

2019.11.10

近視研究会学術集会

2019.11.9(土)に慶應義塾大学三田キャンパスで開催された第4回近視研究会学術集会に参加しました。

急増している近視の対策として、シンガポールや中国では国家レベルで対策が行われており、1日2時間の屋外活動の啓発が行われています。日本では日照時間の短い東北、北海道では裸眼視力不良の子の割合が多く、同じ華僑の方のデータでも屋外活動時間が短いシンガポールの小児で、屋外活動が長いシドニー(オーストラリア)の小児よりも近視の割合が高いことが報告されています。今後、虫歯予防や肥満予防のように近視予防もポピュラーになってくると思われます。

 

 

2019.10.16

待合室のイスをリニューアルしました

多くの方がお座り頂けるよう待合室のイスを新調し、レイアウトを変えました。長らくご迷惑をおかけしました。

2019.09.29

加齢黄斑変性エリア講演会

 2019.9.29(日曜)に六本木で開催された加齢黄斑変性の講演会に参加してきました。加齢黄斑変性という病気は加齢により網膜(眼底)の中心部である黄斑に障害が生じ、見ようとするところが見えにくくなったり、ゆがみが出る病気です。欧米では成人の失明原因の第1位で珍しくない病気ですが、日本でも増加しており、失明原因の第4位となっています。

 加齢黄斑変性で眼底にむくみがある時の治療としては、ルセンティス、アイリーアというむくみを取る薬剤を眼内に注射する方法があります。以前は初回治療後に再発し悪くなったら注射を追加する方法(PRN投与)が主流でしたが、視力保護の観点から現在ではTreat&Extend(T&E)投与が主流となっています。T&Eは初回治療後から4週時に注射をし、疾患活動性が消失していれば2週ずつ投与間隔を延長し、悪化があれば2週ずつ投与間隔を短縮し、最大で12(〜16)週に1回まで受診投与間隔を延長していく方法です。またこの注射の治療前に治療の主流だった光線力学療法(PDT)も眼底の所見によっては併用するのが有用とも報告されており、とくにポリープ状脈絡膜血管症や中心性漿液性脈絡網膜症などのPachychoroid関連疾患では注射とPDTを初期から併用すると視力予後が良いと報告されていました。

 当院ではルセンティス、アイリーアの注射治療はおこなっておりますが、PDTは施行できないため、適応の患者さまは大学病院と連携して治療に当たって参ります。

*Pachychoroid(パキコロイド)

①眼底写真:脈絡膜血管透見困難

②光干渉断層計(OCT):脈絡膜外層血管の拡張、脈絡膜内層の菲薄化

③インドシアニングリーン造影検査(IA):脈絡膜血管透過性亢進

 

2019.09.28

オルロフェイシャルクリニック東京 眼瞼下垂 Live Surgery

 2019.9.28(土曜)に銀座にあるオキュロフェイシャルクリニック東京で開催された第3回眼瞼下垂Live Surgeryに参加させていただきました。院長の鹿嶋先生とは大学病院勤務時代に学会でお会いしてからのご縁で、2017年に前橋市で鹿嶋先生が開業された時から手術見学に誘って頂いておりました。初めの1時間は座学で眼瞼下垂手術について麻酔時や術中の痛みのコントロールから、詳しい解剖、術式についてお話を伺ったあと、後半は実際に眼瞼下垂の患者さんの手術を見学させていただきました。組織への侵襲を抑え、かつスピーディーな手術で新しい発見がたくさんありました。鹿嶋先生は年間3000件以上の眼形成手術を手がけられており、多いときには眼瞼下垂手術を20例40眼も手術を執刀される経験豊富な先生で、その先生の手術を間近で見ることができ、明日からの診療、手術に生かしていこと思いました。

2019.06.25

学校保健委員会(鷹野小学校・前谷小学校)

 2019.6.21(金)に鷹野小学校、6.25(火)に前谷小学校の学校保健委員会で子供の近視のほか、ブルーライトと目の影響について講演を行いました。

 全国的には小学生の3人に1人は裸眼視力が1.0未満(学校健診でB判定以下)とされ、その多くが近視の子で、私が学校医を担当している三郷市の小学校でもB判定以下の子は23〜27%と全国平均よりは少ないものの一定の割合で近視の子がいます。近視進行抑制の治療として、現在当院では就寝前に一回点眼を行う低濃度アトロピン点眼、就寝前にハードコンタクトレンズを装用し近視を矯正するオルソケラトロジー(ナイトレンズ)の他、近視進行抑制遺伝子を活性化するとされる天然色素クロセチン(くちなしの実に主に含まれる)を主成分とするクリアビジョンジュニア(税込1,620円/1か月分)のほか、クロセチンを10倍量に増量したクリアビジョンジュニアEX(税込3,240円/1か月分)などのサプリメントも取り扱っております。

 あと最近よく耳にするブルーライトですが、あまり多くの量を浴び過ぎてしまうと体内時計をうまくコントロールできなくなるとされ、日中は問題ないものの、日が落ちてからはスマホやゲーム機器などの電子機器の使用は控えたほうが良いと言われています。またスマホやゲーム機器から発せられるブルーライトの量はブラウン管テレビの6〜7倍、パソコンでも3〜4倍とされ、就寝前に1時間パソコンを使用するとエスプレッソコーヒー2杯分の覚醒効果があると言われています。就寝2時間前は電子機器の使用を控える、夜間の電子機器の使用の際はブルーライトカット眼鏡を使う、電子機器の設定をナイトモードにするなど、目に優しい生活を心がけましょう。

 2月に行なった八木郷小学校の講演を含め計3回の講演を通して、子供の近視について色々と悩んでおられる親御さんが多いことを改めて知ることができました。三郷という年少者の多い地域で診療を行う者として、引き続き近視の予防、治療に取り組んでいこうと思います。

<鷹野小学校 学校保健委員会>

<前谷小学校 学校保健委員会

 

 

 

2019.04.21

学会参加

H31.4.18-有楽町の東京国際フォーラムで開催された第123回日本眼科学会総会に参加しました。

今回は小児の眼科検診、近視進行予防の講演をおもに拝聴しました。2015年に販売が開始されたSpot vision screenerは小児の弱視や斜視の早期発見に役立つ機器として小児科を中心に普及してきました。小児、特に乳幼児の眼科検診で使われることが多い機器ですが、弱視の危険因子となる斜視や遠視、近視、乱視などの屈折異常をスクリーニングする機器ですが、視力は測ることができないことや、偽陽性が多いなど3歳未満の精度は確率していないため、小児科との連携が非常に重要だと思われます。近視進行予防では従来から言われている外遊び、オルソケラトロジー、低濃度アトロピン点眼に加え、多焦点コンタクトレンズ(周辺度数付加ソフトコンタクトレンズ)の有用性も報告されていましたが、抑制効果のメカニズムがまだ解明されておらずまだ検討の余地があるとのことです。

来年、令和初めての日本眼科学会総会は母校が主管となり、同じ東京国際フォーラムで開催予定です。

      Spot vision screener

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